栄養と健康

たまごは栄養に富み健康に良い食材です。
-1日に何個食べても良い-
以前言われていた「たまごは1日1個」ですが、その根拠は100年以上も昔の実験に基づき、2個以上になるとコレステロールが過剰になるということでした。しかし最新の研究結果でそういう事実はないコレステロールにも影響はない、むしろ大事な栄養をより多く摂取できるので個数にこだわる必要はないということが解りました。
毎食卓のおともにどうぞ。

ここではたまごの栄養と健康面を改めてご案内します。


栄養

タマゴは食材の王様

ビタミンCと食物繊維以外は、ほぼ全てが揃っています!

たまごは、まさに栄養素の宝庫。たんぱく質、脂質が豊富であるとともに、ビタミンA,B1,B2,D,Eなどのビタミン類も多く含まれています。
鉄分はほうれん草の約2倍
カルシウムも牛乳の約1.5倍

と、ミネラルの含有率も多く、ビタミンCと食物繊維を除くほぼ全ての栄養素がそろっていると言われています。
特にたんぱく質は、すべての食品の中で良質な物と言われていて、それは、たんぱく質をつくるうえで大切な9種類の必須アミノ酸がバランスよく含まれているからです。
元気な1日のスタートに、たまごは朝食に欠かせない食材の王様です。



肝臓のアルコール分解のお手伝い

必須アミノ酸の一種であるメチオニンは、たまごに多く含まれており、がん予防に大きな働きが有ると言われています。また、ビタミンAやカロチンなども良いと言われています。
このメチオニンは、肝臓でアルコールが分解されるとき必要な成分だそうです。たまご100gにつき、おおよそ400mg程度含まれていて、これは他の食品に比べて、ずばぬけて多い数値だそうです。お酒のおつまみにたまご料理をそろえ、からだによい飲み方を楽しみましょう。


タマゴと血管

たまごの良質なタンパク質は、血管を強くし、しなやかに弾力性を保ちます。
血圧の上昇を防ぎ、脳卒中のなかでも脳の血管が破れる脳出血の予防に効果的だと言われています
血管を強くするには、タマゴに含まれるコレステロールやリン脂質も必要です。このようにコレステロールは、健康を保つ上で欠かせないものなのです。


タマゴと善玉コレストロール

血液中のコレステロールは、4分の1が食事から、残りの4分の3が肝臓で合成されるそうです。健康な人の場合は、食べ物からとる量が多少多くなっても、自ら合成する量を減らし、いつも一定量を保つように調整するそうです。

とかくコレステロールが目の敵にされるのは、血中にコレステロールがあふれると、長い問には、動脈硬化の原因となる悪玉コレステロールが動脈壁にたまってしまうからです。しかし研究の結果、卵白に含まれるアミノ酸シスチンには、コレステロールを下げる効果も期待できると言われ始めました。

また、卵黄にはレシチンという脂肪酸が含まれていますが、これは、血中の悪玉コレステロールを減らし、血管壁のコレステロールを溶かす働きが期待できると言うことがわかりました。

たまごは、私たちの健康づくりの味方なのです。


健康

「朝食にたまご」は、ダイエットのスタート地点

朝食にたまご料理で良質のたんぱく質をしっかりとると、消化に時間がかかるので腹もちもよいでしょう。
しかも、たんぱく質は脂肪にほとんど変化しないので、朝食にたまごは肥満の予防とダイエットに良いと言われています。


たまごは免疫力アップ

卵黄に含まれているリゾチームは、風邪薬にも含まれている成分。殺菌効果があり、免疫力を高めます。
また、カルシウムはもちろん、その吸収を助ける良質のタンパク質も豊富です。骨を強くし、骨折や骨粗しょう症を予防すると言われています。

アルツハイマーと卵黄コリン

 アルツハイマー型痴呆の脳には、アセチルコリンという物質が足りないことがわかっています。コリンは卵黄に多く含まれており、そのコリンが体内に入ると、脳で記憶や学習と深いかかわりをもつ神経伝達物質アセチルコリンの原料になります。
 約60兆個といわれる人問の細胞の一つ一つにはリン脂質が含まれており、そのなかで特に重要な成分がコリンなのです。たまごはすべての食品のなかでも、最もコリンの含有率が高く、大豆の3倍近くもあります。このように、卵黄コリンによる痴呆症の予防と改善の研究は、着実に進んでおり、大いに期待がもてるところです。


元気な長寿者は「毎日たまご」

日本人は1人あたり1日に約1個のたまごを食べており、これは世界各国のうち第1位。このことは、日本人が世界一の長寿国であることと大いに関係があるようです。
全国の100歳以上の長寿者のうち1500人を対象とした食生活の調査があります。その結果、ボケ知らずで元気なお年寄りは、毎日たまごを食べていることがわかりました。その他、魚、肉、大豆製品、野菜、海藻類などの料理の頻度の高いことも、長生きの秘訣という結果でした。年を取って肉は苦手という人も、歯が弱くなった人にも、たまごならおいしく食べられますね。